顔認証入退室管理システム よくある質問・資料ダウンロード

FaceSec® 顔認証入退室管理システムについて、導入前によくいただくご質問をまとめました。電気錠・制御盤・ゲートとの連動可否や設置条件は現場ごとに異なりますので、ご検討の段階でお気軽にお問い合わせください。なお、製品マニュアルは電子データ(PDF)でのご提供となり、紙の取扱説明書は同梱しておりません。

ご購入前にご確認ください

  • 登録できる人数は登録人数ライセンスで決まります。既定は100人ライセンス(無償)で、これを超える人数を登録する場合は有償ライセンスが必要です。
  • 複数台を連携させるデバイスグループ機能は、対応機種(メモリ3GB以上)でのみ利用でき、かつ初期設定時に選択が必要です。後から有効にするにはデバイスの初期化が必要になります。
  • 電気錠を直接駆動する場合、リレー接点の定格は DC30V/1A です。有電圧の電気錠へ直結する際は、逆電流からリレーを保護するダイオードの取り付けが必要です。
  • 機種によっては、有線LANでの運用時やネットワークに接続しない運用時でも、WiFi機能をオン(有効)のままにしておく必要があります

いずれも仕様上の条件です。運用に合うかどうか、ご購入前にご確認をお願いいたします。

資料ダウンロード

PDF 製品マニュアル V0.4 / 全151ページ / 約6.9MB / 日本語
収録内容(全6章)を見る
  • 1.クイックスタート(設置条件・初期化・ライセンス・利用者登録)
  • 2.デバイス操作ガイド(ハードウェア・本体設定・Web管理画面・メンテナンス)
  • 3.デバイスグループ機能
  • 4.インタラクティブ(認証・温度測定・メンテナンス情報)
  • 5.付録(ライセンス・認証方法・登録顔写真の規格・拡張方法・HIDモジュール)
  • 6.FAQ

壁掛けタイプの機種はDC12V入力で、標準仕様では電源装置を含みません(通常は施工業者様またはお客様側でDC12Vの電源をご用意いただき配線します)。当ストアでお買い上げの場合はACアダプターを無償で同梱しております。

手順 ACアダプターと電源ケーブルの接続手順 壁掛けタイプ(4.3/5.5/8/10.1インチ)/写真付き

※ 同梱のACアダプターは無償提供品のため、製品保証の対象外です。万一の際は市販の電源(出力 DC12V・3A以上)もご利用いただけます。

よくあるご質問

ネットワーク・設置環境

有線LANで使う場合やネットワークに接続しない場合、WiFiはオフにしてもよいですか?

シリーズによって異なります。

  • Colorシリーズ・Infinity2シリーズ:ネットワークに接続しない場合や有線LANで接続する場合でも、WiFi機能は必ずオン(有効)のままでご利用ください(アクセスポイントへの接続は不要です)。オフにすると顔認証の動作に影響が生じます。
  • Photonシリーズ:WiFi機能をオフにしても問題ありません。

ご検討中の機種がどのシリーズに該当するかは、お問い合わせいただければご案内いたします。

デバイスのIPアドレスは固定する必要がありますか?

特に固定していただく必要はありません。

デバイスのIPアドレスはどこで確認できますか?

デバイスの画面のメニュー 設定 > システム情報 を開くと、画面左下のエリアにIPアドレスが表示されます。

ファイアウォールで開放が必要なポートはありますか?

ポートの開放は必須ではありません。ただし、下記の機能をご利用になる場合は、対応するポートを許可してください。

ポート プロトコル 用途 開放が必要となる条件
443 TCP OTA(Over-The-Air)アップデート OTAによるシステム更新を利用する場合
123 UDP NTPサービス(時刻同期) インターネット上のNTPサーバーと時刻同期する場合

デバイスの時刻を手動で設定する場合、または社内ネットワーク内にNTPサーバーを構築して時刻同期を行う場合は、ポート123の開放は不要です。

デバイスのMACアドレスを確認する方法を教えてください。

デバイスのタッチパネルから管理者としてログインし、設定 > 一般 > 情報 の画面で確認できます。無線LAN(WiFi)と有線LANのMACアドレスが、それぞれの項目に表示されます。WebServer(ブラウザ管理画面)からも確認できます。

登録人数・管理者の設定

1台のデバイスに何人まで登録できますか?

登録可能な人数は、デバイスの登録人数ライセンスによって決まります。既定では100人ライセンス(無償)が適用されており、これを超える人数を登録する場合は有償ライセンスが必要です。

ライセンス 登録可能人数 提供形態
100人ライセンス 最大100人 既定値、無償
1,000人ライセンス 最大1,000人 有償
5,000人ライセンス 最大5,000人 有償
1万人ライセンス 最大1万人 有償
2万人ライセンス 最大2万人 有償
5万人ライセンス 最大5万人 有償
10万人ライセンス 最大10万人(デバイスの登録者容量の上限) 有償

ライセンスのご購入については、販売店または弊社窓口までお問い合わせください。

デバイス管理者は何名まで登録できますか?

各デバイスに最大10名のデバイス管理者を設定できます。

登録者の名前に日本語は使用できますか?

はい、名前は日本語で登録できます。

日本語入力の設定は、デバイスのメニュー 一般 > キーボード > 言語 から「キーボードの追加」で日本語を選択し、希望の入力方法を選んで画面下部の「完了」をタップします。

なお、漢字に変換するにはインターネット環境が必要です(漢字パックが自動でダウンロードされます)。ネットワークに未接続の場合は、登録管理 > 新規登録 の「登録者追加」画面で言語選択を行うと「日本語」の横にダウンロードアイコンが表示されますので、ネットワークに接続してからこのアイコンをタップしてください。

名前に記号を使用することはお避けください(デバイス側は重複できない「登録番号」で個々の登録者を区別しています)。

デバイス管理者の8桁数字パスワードに、使えないパターンはありますか?

すべて同じ数字(例:11111111、99999999)と、連続する数字(例:12345678、23456789)はご使用いただけません。

テンプレートで一括登録すると、一部の人だけエラーになります。

顔写真のファイル名には半角英数字をご使用ください。ファイル名が日本語の場合や、英数字に日本語が混在している場合は登録できません。

弊社の検証では、英数字に「.」「;」が含まれる場合は登録できましたが、「-」「+」が含まれる場合は登録できませんでした。

デバイス管理者のパスワードを忘れました。初期化せずに復旧できますか?

他にデバイス管理者としてログインできる方がいる場合は、その管理者でログインし、設定 > 一般 > 管理者 からパスワードを再設定してください。

ログインできる管理者がいない場合は、ご自身でデバイスを初期化(工場出荷時リセット)せず、まず販売店または弊社サポートまでお問い合わせください。初期化を行うと、登録者・認証記録などデバイス内のすべてのデータが削除されます。

事前の備えとして、デバイス管理者を追加する際は顔写真もあわせて登録しておくことをお勧めします。顔写真を登録しておけば、パスワードを忘れた場合でも顔認証でログインしてパスワードを再設定できます。

顔認証・日常運用

写真や動画、お面でのなりすましを防げますか?

はい。本製品は生体検知(なりすまし防止)に対応しています。

紙に印刷した顔写真、スマートフォンやタブレットの画面に表示した写真・動画、お面(変装用のマスク)などの非生体は認証されず、認証画面にプロンプトメッセージが表示されます。

認証の精度が出ません(登録時と同じ角度でないと認証されない等)。

デバイスの個体差は基本的になく、登録時と多少角度が違っていても認証は可能です。このようなご指摘は、いずれも次の2点が原因と考えられます。

  • 登録写真の品質が不十分:製品マニュアルの「登録顔写真の規格」に従って、顔写真を再登録してください。
  • カメラの撮像範囲内に他の光源がある:カメラの撮像範囲内に他の光源が入らないように設置してください。
本体が熱くなっていますが、大丈夫でしょうか?

本製品はファンレス設計で、動作中に発生する熱は筐体を通して放熱されます。発熱は正常な現象です。

SoCの温度が警戒値を超えた場合は異常であり、デバイスが警報を発します。警報が鳴った場合は、速やかにデバイスをシャットダウンしてください。

使わない時間帯や休日は、電源を切っておくべきですか?

いいえ。常に電源をオンのままでご利用ください。

停電のあと、デバイスの時刻はリセットされますか?

停電した場合や電源を抜いた場合は、デバイスの時刻がリセットされます。必ず正確な時刻に校正してからご利用ください(電源が接続された状態で再起動する場合は、時刻はリセットされません)。

時刻の校正は デバイス > 設定 > 一般 > 日付と時刻 で行います。手動で設定する方法と、「NTPサーバと同期」を有効にして自動校正する方法があります。

NTP同期をご利用の場合、デバイスが外部のNTPサーバーへ接続するためインターネット環境が必要です。

本体からブザー音が鳴り続けています。故障ですか?

故障ではありません。タンパー警報(不正開放検知)の発報と考えられます。

壁掛け型のデバイスには背面にタンパースイッチがあり、デバイスを背板(取付ベース)から取り外そうとすると(またはわずかに浮くと)、防犯のためブザーが鳴る設計です。検知感度が高いため、画面を強く押した場合など、取り外し操作をしていなくても発報することがあります。指紋モジュールやカードリーダーモジュールを装着している場合は特に起こりやすくなります。

止め方 効果 再発
A. 設定「タンパースイッチ」をオフ 検知機能そのものを無効化 しません(恒久的)
B. デバイスを再起動 鳴っている音を止めるだけ(検知は有効のまま) します

方法Aは、認証画面で画面下部の上矢印をタップして操作アイコンを表示し、デバイス管理者としてログインしたうえで 設定 > タンパースイッチ をオフにします。操作は前面の画面のみで、背面に触れる必要はありません。

この設定はデバイスの画面からのみ行えます。また、タンパースイッチをオフにすると「デバイスが取り外されました」のアラーム記録も残らなくなります。あわせて、デバイスが背板に確実に固定されているかもご確認ください。

Web管理画面・入退室記録

パソコンのブラウザから管理できますか?

はい。デバイスに内蔵されたWebServer(ブラウザ管理画面)から、登録者や設定の管理ができます。

  • パソコンのブラウザ:Google Chrome、Firefox、Edge を推奨します。
  • スマートフォン・タブレット:端末に標準搭載のブラウザのご使用を推奨します。
Web管理画面にはどこからアクセスしますか?

デバイスと同一のLAN内にあるパソコンから、ブラウザで http://<デバイスのIPアドレス>:8081/ にアクセスし、デバイス管理者としてログインします。

アクセスできない場合は、次の点をご確認ください。

  • デバイスがネットワークに接続されており、操作するパソコンが同じLAN内にあるか。
  • httpとhttpsのどちらでアクセスしているか(WebServerは両方に対応しています。プロトコルを変更した場合は、変更を反映するためデバイスの再起動が必要です)。
  • ポート8081を使用しているか。パソコン側でこのポートが無効になっていないか、他のプログラムが使用していないか。

同じネットワークに接続されているのにアクセスできない場合は、ブラウザのキャッシュをすべてクリアしてから再度お試しください。

入退室の記録をエクスポートできますか?

はい、できます。WebServerにログインし、記録 > 認証記録 で対象の記録を検索してエクスポートしてください。

複数台での運用(デバイスグループ)

複数台のデバイスで登録者を共有できますか?

「デバイスグループ」機能により、最大5台のデバイスで分散運用が可能です。すべてのデバイスを同一LAN内に設置して運用する必要があります。

この機能は最初の初期設定時に選択して設定しておく必要があります。設定されていない場合は、一旦デバイスを初期化してから設定し直すことになりますので、複数台での運用をご予定の場合は導入時にお申し付けください。

対応機種 非対応機種
メモリ3GB以上の機種
(Infinity2シリーズの3GBメモリ版)
Colorシリーズの全機種
Infinity2シリーズの2GBメモリ版

ご検討中の機種が対応機種かどうかは、お問い合わせいただければご案内いたします。

デバイスグループで、一部の登録者がスレーブデバイスに同期されません。

次の順にご確認ください。

  • スレーブデバイスのIPアドレスが、マスターデバイス側での表示と実際のスレーブデバイス側とで一致しているか。相違がある場合は、スレーブデバイスを一旦グループから削除し、改めて接続し直してから再度同期させてください。
  • 同期されなかった登録者の顔写真のファイルサイズ。JPGファイルは100KB以下を推奨しています。一度リサイズして容量を小さくすると同期できるようになります。

電気錠・ゲート・外部システムとの連携

どのメーカーの電気錠に対応していますか?

MIWAロック社、GOAL社など、日本国内メーカーの電気錠との連動実績があります。フェールセーフロック(停電時解錠)とフェールセキュアロック(停電時施錠)のどちらにも対応しています。

本製品のリレー接点の定格負荷(最大)は DC30V/1A です。有電圧の電気錠へダイレクトに接続する場合は、電気錠の作動時に生じる逆電流によるリレーの損傷を防ぐため、ダイオードを取り付けてください

上記以外のメーカーの製品との連動実績も多数ございます。お問い合わせください。

どのメーカーの制御盤に対応していますか?

MIWAロック社(リレー接点対応)、JEI社(リレー接点対応、RS485対応予定)、クマヒラ社(Wiegand対応)、HID社(Wiegand対応)などの制御盤との連動実績があります。

上記以外のメーカーの製品との連動実績も多数ございます。お問い合わせください。

フラッパーゲートや自動ドアと連動できますか?

はい、連動実績があります。

  • フラッパーゲート(スピードゲート):クマヒラ社、ドルマカバ社、ブーンイダム社(オランダ)など。
  • 自動ドア:日本自動ドア(JAD)社など。

上記以外のメーカーの製品との連動実績も多数ございます。お問い合わせください。

Felicaカードを読み取れますか?

はい、FelicaのIDmに対応します。ICカードを読み取るには、カードモジュールの搭載が必要です。

IDm以外のカード情報を読み取る場合はカスタム対応となりますので、お問い合わせください。

OSDPやRS485インターフェースの制御盤に対応できますか?

RS485インターフェースの制御盤に対応します。ただし制御盤のメーカーによってフォーマットが異なるため、カスタム対応となります。

OSDPについては対応を予定しております。いずれもお問い合わせください。

解錠時間(ドライ接点信号の幅)は変更できますか?

デバイスの 設定 > ドライ接点 で、「ドライ接点の幅」(ドライ接点信号の出力時間)を設定できます。

  • 設定範囲:200〜10000ms
  • 既定値:2000ms
ERPや勤怠システムなど、外部の業務システムとデータ連携できますか?

はい。以下の拡張方法により、サードパーティ製またはお客様独自の業務システム(ERP、OA、MES、CRMなど)と連携できます。

拡張方法 説明
デバイスWebAPI(RESTful) WebAPIを用いてデバイスをダイレクトに制御し、業務システムにシームレスに統合できます
デバイスPUSH デバイスから識別記録を、指定した独自のサーバーへリアルタイムにPUSHできます

API仕様書(FaceOS WebService API)と、識別記録のPUSH設定については、開発者向けドキュメントのページにまとめています。資料に記載のない仕様については、販売店または弊社窓口までお問い合わせください。

デバイスの動作をカスタマイズしたり、独自のアプリを組み込むことはできますか?

はい、以下の拡張が可能です。

  • デバイスカスタマイズ:識別距離の調整、提示音(独自音声)のカスタマイズ。
  • デジタルサイネージ:デバイスに画像・動画をインポートし、待受け画面で再生。
  • ODSL:弊社の標準アプリはそのままに、認証フローの決められた位置で独自のAndroidアプリを呼び出し、運用をカスタマイズ(例:本人認証後にチケットや会議参加者の二次認証を行う運用)。入退室管理システム側のソースコードを改修する必要はありません。
  • Android SDK:弊社の標準アプリを使わず、独自に開発したアプリでデバイスそのものを動かす方法。ドア制御・カードリーダー・シリアル通信までお客様側で扱えます。

ODSLとSDKの仕様書は、開発者向けドキュメントのページからご覧いただけます。

お問い合わせ

導入のご相談、電気錠・制御盤・ゲートとの連動可否、登録人数ライセンス、外部システム連携のご相談などは、下記までお気軽にご連絡ください。

FaceSec Japan株式会社 ec_jp@facesec.com